家庭用と業務用のFAX機ってどう違うのでしょうか?
FAX機って家庭用と業務用でどう違うんでしょうか?
仕事で使うにはやっぱり業務用のFAX機を使うのがいいんでしょうか?
家庭用でも仕事に使えます。
結論から言うと、家庭用のFAX機でも仕事に使えます。
なにも問題がありません。
電話とFAXがセットになったのが家庭用。
家庭用のFAX機という言葉はとても漠然としていますよね。
具体的に言うと、電話とFAXがセットになったものが家庭用です。
FAX機能付きの電話機とも言えますね。
家庭用のFAX機はパナソニックの「おたっくす」が独占。
FAX機能付きの電話機を製造しているメーカーで最も有名なのがパナソニックです。
パナソニックのおたっくすですね。
実のところ、今現在、FAX機能付きの電話機を製造しているメーカーはパナソニックしかありません。
独占状態とも言えます。
シャープのファッピーが売られていることもありますが、新規での開発製造は終了してしまっています。
外出先でも受信したFAXをスマホで確認できます。
おたっくすの一部のモデルでは、外出先でもFAXの内容を確認できる機能がそなわっています。
受信したFAXをJPEG形式のデータにしてメールに転送してくれるんですね。
メールの送受信ができるスマホがあれば外出先でも受信したFAXを確認できます。
おたっくすのフラグシップモデル「KX-PD915」
受信したFAXをデータとしてメールに転送する機能がそなわっているのが、おたっくすの中でもフラグシップモデルである「KX-PD915」です。
この機能があれば、外出することが多い、フリーランスや個人事業主のような仕事でも、タイムロスなくFAXを受信することができます。
家庭用のFAX機であっても十分に仕事に使うことができます。
価格は3万円ほどと、他のモデルと比べると高めですが、それだけの機能が備わっています。
外部リンク:「KX-PD915」公式サイト
外部リンク:「KX-PD915」(amazon.co.jp)
コピー機とFAXがセットになったのが業務用。
電話とFAXがセットになったのが家庭用ならば、コピー機とFAXがセットになったのが業務用です。
ブラザー、エプソン、キヤノン、リコーなどの複合機。
いわゆる複合機ですね。
複合機を製造しているメーカーには、ブラザー、エプソン、キヤノン、リコーなどがあります。
スモールオフィスで使うならブラザーです。
スモールオフィスに置くなら、ブラザーの複合機が最適です。
エプソン、キヤノン、リコーの複合機もいいのですが、スモールオフィスに置くには価格が高すぎたり、サイズが大きかったりします。
リコーのレーザー複合機などは1台100万円以上するので、スモールオフィスに置くにはトゥーマッチです。
ブラザーには「電話機付き」の複合機があります。
ブラザーの複合機には、電話機付きのモデルもあります。
「コピー機」と「FAX」と「電話機」の機能をすべてあわせもっています。
家庭用と業務用の中間?「MFC-J737DN」
言ってみれば、家庭用と業務用の中間の存在です。
ブラザー以外のメーカーではこういった製品はありません。
具体的には「MFC-J737DN」というモデルです。
コピー機、スキャナー、プリンター、FAX機、電話機の機能をすべて合わせ持っています。
そして、なによりも価格がとても安いです。
1台2.5万円を切る価格です。
外部リンク:「MFC-J737DN」公式サイト
外部リンク:「MFC-J737DN」(amazon.co.jp)
A3サイズのFAXの送受信はしますか?
ちなみに、A3サイズのFAXは送受信する予定はありますか?
家庭用と業務用の違いは、用紙サイズにもあります。
家庭用の多くはA4サイズまでで、業務用はA3サイズまで対応可能なものが多いです。
A3サイズ対応複合機「MFC-J6980CDW」
ブラザーでもA3サイズ対応の複合機があります。
こちらは電話機は付いていません。
「MFC-J6980CDW」というモデルです。
A3サイズになると本体のサイズも大きくなるので、価格も高くなる傾向があります。
でも、「MFC-J6980CDW」は4万円ほどで購入できます。
コピー機、スキャナー、プリンター、FAXの機能が備わっています。
また、両面ADFも備わっています。
ADFというのは自動原稿送り装置のことです。
複数枚の書類も、ワンボタンですべてコピーできてしまいます。
コンビニでコピーするみたいに1枚1枚スキャンする必要がないわけです。
外部リンク:「MFC-J6980CDW」公式サイト
外部リンク:「MFC-J6980CDW」(amazon.co.jp)
関連記事:両面ADF(自動原稿送り装置)は高額な複合機にしか搭載されていない?
業務用のFAX専用機ならキヤノンかリコーです。
FAX専用機って見たり聞いたりしたことはありますか?
実は、ほとんど流通していません。
家庭用では電話とFAXがセットですし、業務用でもコピー機とFAXがセットだからです。
FAX専用機にお目にかかるのは稀です。
でも、存在はしています。
キヤノンとリコーが製造しています。
20万円以上するのでスモールオフィスには不要です。
FAX専用機は安いものでも20万円以上します。
高いものは70万円以上します。
スモールオフィスに置くにはちょっとお値段が高すぎるかもしれません。
サイズも大きめです。
検討する必要はないと思います。
関連記事:ビジネス向けのFAX専用機にはどんなメリットがあるのか?
関連記事:家庭用にFAX専用機というものはありません。
投稿者プロフィール
- モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。
最新の投稿
- 2018.06.22インターネットFAX複合機を買うか?インターネットFAXサービスを利用するか?
- 2018.06.21FAX全般FAXを送受信することができる6つの方法
- 2018.06.21FAX全般FAXを自動返信することは可能なんでしょうか?
- 2018.06.21FAXソフトモデムを外付けしてまで、FAXソフトを利用する価値はある?
どのインターネットFAXサービスを選べばいいのか、明確に分かります。
約10ほどの会社がインターネットFAXサービスを提供しています。
インターネットFAXを利用してみたいけど、どのサービスを選べばいいのか迷うという人も多いと思います。
あなたはどうでしょうか?
そこで、特に厳選した5社をピックアップして、インターネットFAXサービスを徹底比較しました。
初期費用、月額基本料金はもちろん、使えるFAX番号(050や市外局番)、受信料、送信料、送受信可能なFAXのサイズ、送信可能なファイル形式(Word、Excelなど)、支払方法、海外への送信可能かどうか、などを徹底比較しました。
どこのインターネットFAXサービスを選べばいいのかが、明確に分かります。