「おとくライン」をFAX回線として使うのはどうなのか?【直収電話】

固定電話のNTT以外の選択肢として、ソフトバンクの「おとくライン」があります。

ソフトバンク独自の回線を使っている直収電話で、NTTよりも料金が安いのが売りです。

FAX回線として「おとくライン」を使うのはどうなんでしょうか?

「3年」以上使うなら有りです。

結論から言うと、3年以上おとくラインを使う予定なら有りです。

NTTよりもお得になります。

なぜなんでしょうか?

なぜ、3年なんでしょうか?

詳しくお話します。

NTTからおとくラインに移転するのに7000円かかります。

NTTからおとくラインに移転すると、工事費として合計7000円の費用がかかります。

ソフトバンクの交換機の設定に1000円。

自宅の工事費用として6000円です。

ちなみに、自宅の工事費は月100円を60回に分割して支払うことになります。

合計で7000円ですね。

7000円の元をとるのにどれくらいかかるのか?

工事費の7000円の元をとるのにはどれくらいかかるんでしょうか?

月額料金はNTTより200円ほど安いです。

おとくラインがNTTよりも安いとはいっても、劇的に安いわけではありません。

住宅用プランの場合は、月額基本料金が1500円です。

NTTは1700円なので、その差は200円です。

移転費用のもとを取るには35ヶ月。つまりは3年弱必要です。

そう考えると、毎月の通話料を抜きにして考えると、移転の工事費の元をとるには35ヶ月ほどかかることになります。

35ヶ月というのはつまりは2年11ヶ月ということですね。

つまりは、FAXをあまり使わない状態であれば、NTTからおとくラインに移転して、お得になり始めるのが3年目からということです。

NTTに戻るのであれば、「4年7ヶ月」以上使わないと損をします。

ちなみに、場合によってはおとくラインから再びNTTに戻ることもあるかと思います。

もし、おとくラインからNTTに戻るのであれば、4年7ヶ月以上使わなければ損をすることになってしまいます。

解約料とNTT側の工事費で4500円かかります。

というのも、おとくラインからNTTに移転する場合、おとくライン側で、ソフトバンクの交換機の設定に1000円、番号のナンバーポータビリティ代として1500円かかります。

そして、NTT側の交換機の設定に2000円ほどかかります。

合計4500円です。

そうなると、4年7ヶ月以上おとくラインを使わなければNTTに戻ると損をすることになります。

通話料金プランは「通常料金プラン」がオススメです。

おとくラインには3つの通話料金プランがあります。

オススメは「通常料金プラン」です。

NTTの通話料金体系と似ているのですが、合計通話料に対して割引があります。

「一律料金プラン」「シンプルプラン」だと使い方によっては損する可能性も。

一律料金プランやシンプルプランは市内への通話料が安かったりするのですが、それ以外の場所への通話料はNTTよりも高い場合もあります。

使い方によっては損をする可能性もあります。

まとめ

というわけで、FAX回線としてソフトバンクの「おとくライン」を使うのはどうなのかというお話をしました。

有りです。

ただし、3年以上使わなければ、NTTからおとくラインへの移転費用の元がとれないし、4年7ヶ月以上たたずしておとくラインからNTTに戻ったとすると、反対に損をすることになります。

外部リンク:ソフトバンク「おとくライン」公式サイト

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投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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