ブラザーの複合機には「ファックスクラウド転送」という機能がそなわっています。

この機能は、複合機を使ってのインターネットFAXを可能にするのでしょうか？

インターネットFAXの代わりにはなりません。

結論から言います。

「ファックスクラウド転送」の機能を使っても、インターネットFAXの代わりにはなりません。

なぜなんでしょうか？

それはなぜなのか？

お話していきます。

「ファックスクラウド転送」について軽く説明します。

まず、「ファックスクラウド転送」について軽くお話します。

受信したFAXを、データとしてクラウドに転送します。

「ファックスクラウド転送」というのは、受信したFAXをデータとしてクラウドサービスに転送する機能のことです。

受信したFAXを紙に印刷するのではなく、PDFなどのデータにして、クラウドサービスに転送するんです。

クラウドとは、グーグルドライブやドロップボックスやエバーノートのこと。

クラウドというのは、インターネット上のデータ保管庫みたいなものです。

具体的には、グーグルドライブや、ドロップボックス、エバーノートなどがあります。

外出先でもスマホからクラウドにアクセスすれば、受信したFAXを確認できます。

インターネット上にあるデータ保管庫なので、インターネットに接続することができるのであれば、どこからでもアクセスすることができます。

外出中にスマホを使ってクラウドにアクセスして、転送されたFAXデータを確認するということもできます。

この部分だけ見れば、まるでインターネットFAXです。

スマホからFAXの「送信」ができません。

「ファックスクラウド転送」がインターネットFAXの代わりにならないのは、スマホを使って、FAXを「送信」するということができないからです。

クラウドに保存されたデータを選択して、FAX送信ということはできません。

受信したFAXをデータにしてクラウドに転送できるなら、「その逆もできるのでは？」と思うかもしれません。

でも、それはできません。

クラウドに保存されたPDFなどのデータを選択して、そのままFAX送信するということはできないんですね。

外出先でFAX送信したいならコンビニへGO。

なので、外出先でFAX送信するときは、最寄りのコンビニを探してマルチコピー機を使ってFAX送信しなければいけません。

もしくはインターネットFAXサービスを利用。

近くにコンビニが見当たらないのであれば、アウトです。

FAX送信するためには仕事場に戻らなければいけません。

もしくは、それこそインターネットFAXサービスを利用する必要があります。

インターネットFAXサービスであれば、インターネットにさえ繋がる場所であれば、スマホからFAX送信することができます。

まとめ

というわけで、ブラザーの複合機の「ファックスクラウド転送」はインターネットFAXの代わりになりうるのかというお話をしました。

結論から言えば、代わりにはなりません。

FAXを受信することだけに関しては代わりになるかもしれません。

でも、FAX送信をすることはできません。

インターネットFAXサービスを利用する必要があります。

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投稿者プロフィール

山下直継ライター

モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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