おたっくす「KX-PD915」は電話とFAXの番号を分けることも可能です。

おたっくす「KX-PD915」について調べていると、電話とFAXの番号を分けることができないと紹介されていることがあります。

でも、そんなことはありません。

電話とFAXの番号を別々に分けることができます。

モデムダイヤルインに対応しています。

「KX-PD915」はモデムダイヤルインに対応しています。

公式サイトの仕様表をチェックしてみるとキチンと記載されています。

外部リンク:https://panasonic.jp/fax/p-db/KX-PD915DL_spec.html

ダイヤルインとは、1つの回線を2つ以上の番号で利用できる仕組みです。

ダイヤルインと言われても、いまいちピンときませんよね。

簡単に言えば、1つの回線で2つ以上の番号を使える仕組みです。

1つの回線を2つ以上の番号で共有するという言い方もできるかもしれません。

モジュラージャックが1箇所しかなくても、2つ以上の番号が使える。

「KX-PD915」はモジュラージャックが1箇所しかありません。

だから、電話とFAXの番号を別々にすることができないと勘違いされてしまうのかもしれません。

でもモデムダイヤルインは1つの回線で2つ以上の番号を共有する仕組みです。

モジュラージャックは1箇所で十分なんですね。

FAXだけでなく、子機の番号を別にすることも可能です。

ちなみに、「KX-PD915」では電話とFAXの番号を別々にできるだけではなくて、親機と子機の電話番号まで別々にできるようです。

公式サイトにもこう記載されています。

親機と子機で別々の番号を持つこともできます。

引用:https://panasonic.jp/fax/p-db/KX-PD915DL_spec.html

別々の番号を、同時に使うことはできません。

ただし、ここでひとつ注意が必要です。

1つの回線を2つ以上の番号で共有できるモデムダイヤルインですが、別々の番号を同時に使うということはできません。

回線は1つしかないからです。

電話を利用中はFAXの受信や発信はできません。

子機で電話をしているときは、親機で電話することはできません。

FAXももちろん使えません。

電話しながらFAX送信するということはありますか?

モデムダイヤルインだとそういうことはできないので注意です。

モデムダイヤルイン機能を利用するにはNTTとの契約が必要です。

「KX-PD915」のモデムダイヤルイン機能を使うには、NTTと契約が必要です。

固定電話なら「ダイヤルインサービス」、ひかり電話なら「マイナンバー(追加番号)」

もし、あなたがアナログ回線をつかった固定電話を使っていたり、使う予定なのであれば、契約するのは「ダイヤルインサービス」というものです。

名前のまんまですね。

ひかり電話を使っていたり、使う予定なのであれば、「マイナンバー(追加番号)」というものです。

参考:http://web116.jp/shop/benri/dialin/dialin_00.html
参考:https://flets.com/hikaridenwa/service/mynumber.html

ダイヤルインサービスは月額800円、マイナンバーは月額100円。

ダイヤルインサービスとマイナンバーには大きな価格差があります。

ダイヤルインサービスの場合は月額800円の料金がかかります。

それに対して、マイナンバーの場合は月額100円です。

その差8倍。。

ただし、FAXを利用する場合は、アナログ回線を使ったほうが安定度は高いです。

FAXを多用するという場合には、高くても固定電話のダイヤルインサービスを使ったほうがいいかもしれません。

PBダイヤルインには対応していないので注意。

ダイヤルインサービスには2種類あります。

「モデムダイヤルイン」と「PBダイヤルイン」の2種類です。

「KX-PD915」はPBダイヤルインには対応していないので気をつけましょう。

ひかり電話のマイナンバーの場合にはそういった種類の違いはありません。

参考:モデムダイヤルインとPBダイヤルインの違いとは?

PBとモデムの違いは情報量の多さ?

「PB」と「モデム」のの違いってなんなんでしょうか?

簡単に言えば、情報量の多さが違います。

PBは「ピ、ポ、パ」です。

PBというのはプッシュ信号のことです。

固定電話の番号を押すと、「ピ、ポ、パ」という音が聞こえませんか?

あの音です。

モデムは「ピーガガガガ・・・」です。

モデムはFAXでも使われています。FAXが送られてきたときに、間違って受話器をとったことはありますか?

「ピーガガガガ・・・」という音が聞こえてくるはずです。

モデムダイヤルインのモデムというのはその音のことをいいます。

モデムダイヤルインのほうが情報量が多いのでナンバーディスプレイも利用できます。

「ピ、ポ、パ」と「ピーガガガガ・・・」。

どっちのほうが情報量が多いでしょうか?

当然「ピーガガガガ・・・」のモデムのほうですよね。

PBダイヤルインだと、ナンバーディスプレイが利用できなかったりします。

PBだと情報が足りないんですね。

モデムダイヤルインであれば、ナンバーディスプレイを利用するのに十分な情報を送ることができます。

外部リンク:おたっくす「KX-PD915」公式サイト
外部リンク:おたっくす「KX-PD915」(amazon.co.jp)

関連記事:おたっくす「KX-PD915」は、インターネットFAXの代わりになる?

投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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