ひかり電話だとスーパーG3は利用できない?【FAX規格】
FAXの通信規格は3つあります。
「G3」「スーパーG3」「G4」の3つです。
ひかり電話でFAXを利用するときは、「G3」は使えるけど「G4」は使えないと良くいわれます。
それじゃあ「スーパーG3」はどうなんでしょうか?
使えなくはない?
結論から言うと、「使えるとも、使えない、とも言えない」です。
「一体どっちなんだ!?」という感じですよね。
フレッツ東日本と西日本で見解が違います。
というのも、フレッツ東日本と西日本で見解が違うんです。
ひかり電話に使われている技術そのものは同じだと思うのですが、スーパーG3を使ったFAXの送受信が可能かどうかは、東日本と西日本で意見が違ってくるんですね。
西日本では「非対応」とアナウンス。
フレッツ西日本では、ハッキリと「非対応」とアナウンスしています。
ひかり電話ではスーパーG3を使ったFAXの送受信はできないということですね。
G4と同じカテゴリに入れられています。
参考:http://qa.flets-w.com/faq/show/2072?category_id=498
東日本では「通信環境による」とアナウンス。
フレッツ東日本では、「スーパーG3モードの場合、通信環境によりご利用いただけない場合があります。」とアナウンスしています。
西日本とはだいぶ違うのではないでしょうか?
この言い回しだと、基本的には利用できるということになるのではないでしょうか。
たまに、通信環境によって利用できない場合があると。
参考:https://flets.com/hikaridenwa/use/#tanmatu
G3であれば問題なし。
実際のところスーパーG3を使ったFAXの送受信ができるかどうかは、フレッツ東日本のアナウンスにあるように「通信環境」によるようです。
場合によっては、通信できないこともあります。
でも、スーパーG3はだめでも、G3であれば問題ありません。
G3とスーパーG3の大きな違いは、通信スピードです。
スーパーG3の方が通信スピードが速いというだけです。
遅くてもいいのであれば、G3規格を使って、FAXの送受信をおこなえば問題ありません。
ちなみに、G3規格ではA4サイズのFAXを1枚送信するのに約30秒ほどかかります。
スーパーG3では約10秒ほどです。
その差、3倍。
ISDN回線を使うG4は完全に非対応。
スーパーG3は通信環境によって使えたり使えなかったりしますが、ISDN回線を使うG4については完全に使えません。
まとめ
FAXを頻繁に使う人にとっては、ひかり電話でスーパーG3規格が使えるかどうかは重要なポイントだと思います。
だって、G3規格と比べると3倍のスピード差がありますからね。
スーパーG3で1日1時間ほど送受信する場合は、G3であれば3時間にもなってしまいます。
もし、FAXを頻繁に使うのであれば、ひかり電話はやめておいたほうがいいかもしれません。
投稿者プロフィール
- モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。
最新の投稿
- 2018.06.22インターネットFAX複合機を買うか?インターネットFAXサービスを利用するか?
- 2018.06.21FAX全般FAXを送受信することができる6つの方法
- 2018.06.21FAX全般FAXを自動返信することは可能なんでしょうか?
- 2018.06.21FAXソフトモデムを外付けしてまで、FAXソフトを利用する価値はある?
どのインターネットFAXサービスを選べばいいのか、明確に分かります。
約10ほどの会社がインターネットFAXサービスを提供しています。
インターネットFAXを利用してみたいけど、どのサービスを選べばいいのか迷うという人も多いと思います。
あなたはどうでしょうか?
そこで、特に厳選した5社をピックアップして、インターネットFAXサービスを徹底比較しました。
初期費用、月額基本料金はもちろん、使えるFAX番号(050や市外局番)、受信料、送信料、送受信可能なFAXのサイズ、送信可能なファイル形式(Word、Excelなど)、支払方法、海外への送信可能かどうか、などを徹底比較しました。
どこのインターネットFAXサービスを選べばいいのかが、明確に分かります。