050から始まるFAX番号は利用しても大丈夫?

インターネットFAXでは050から始まるFAX番号が使われることが多いです。

050から始まるFAX番号って利用しても大丈夫なんでしょうか?

050のFAX番号はエラーが起こりやすい?

050から始まるFAX番号だと、エラーが起こりやすいと言われることがあります。

FAXの「音声」を聞いたことはありますか?

突然ですが、FAXの「音声」って聞いたことがありますか?

FAXが送信されてきたときに、受話器をとってしまったことがあるなら分かると思います。

「ピーガガガガガガ・・・」

FAX受信中に受話器をとると、無音ではなく「ピーガガガガガ・・・」という音声が聞こえてきます。

その「ピーガガガガガ・・・」という音声が、相手のFAX機に届くことによって、紙に画像として出力されるんです。

FAX機とは「画像」と「音声」を相互に変換する機械です。

言ってみれば、FAX機というのは「画像」と「音声」を相互に変換する機械と言うことができると思います。

FAXを送信するとき、紙に印刷された画像をスキャンしますよね。

FAX機はその画像をアナログな音声に変換します。

「ピーガガガガガ・・・」というのがそうです。

信じられないかもしれませんが、あの音は、画像を音声に変換したものなんです。

銅線を使ったアナログ回線なら、アナログ音声を直接伝えられる。

FAXというのはアナログ回線を使うことを前提とした技術です。

銅線を使ったアナログ回線なら、画像から変換したアナログ音声を、そのまま、銅線を伝って相手に送ることができます。

例えるなら、糸電話のようなものです。

糸の代わりに銅線を使って、音声を相手に伝えているんですね。

050はアナログではなくデジタルで通信が行われます。

050のFAX番号の場合、アナログではなくて、デジタルで通信が行われます。

回線も、銅線でできたアナログ回線ではなくて、光ファイバーでできた光回線が使われることが多いです。

光ファイバーは、ガラスでできた繊維です。

デジタルデータを通信させるには最適の素材ですが、銅線みたいに音声を直接伝えることはできません。

なので、050のFAX番号で、光回線を使ってFAXを行う場合は、アナログ音声をデジタルデータに変換する必要というのがあるんですね。

相手のFAX機の手前で、デジタルデータをアナログ音声に変換する必要もあります。

アナログとデジタルの変換が原因で、エラーが起こることがあります。

アナログとデジタルの変換が原因で、050のFAX番号ではエラーが起こることがあるんです。

050の番号が登場したばかりに比べると、エラーの頻度は下がってきているようですが、まだまだアナログ回線を使ったFAXの通信のほうが安定度が高いようです。

多少のエラーが起きても構わないなら050でも大丈夫です。

プライベートでFAXを使うとか、仕事で使うにしてもそれほど頻繁に使うわけではないとう場合は、050のFAX番号でもいいかもしれません。

多少のエラーが起きても、何回か繰り返せばそのうち成功します。

安定性を求めるなら、050じゃないほうがいいかもしれません。

毎日仕事で使うし、FAXは仕事をする上で欠かせないものなのだとしたら、050のFAX番号はやめておいたほうがいいかもしれません。

安定性を求めるのであれば、アナログ回線を使った従来のFAX番号を用意するのがいいのではないかなと思います。

投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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