転送電話を利用すれば、今のFAX番号のままインターネットFAXを利用できます。

FAX機を不要にするインターネットFAXサービス。

今使っているFAX機に不満を持っているのであれば、気になるサービスなんじゃないでしょうか?

今のFAX番号のまま、インターネットFAXを利用できます。

インターネットFAXサービスで気になるのは、FAX番号なんじゃないでしょうか?

050からはじまるFAX番号が使われることが多いですし、市外局番は選べても、今使っているFAX番号は選ぶことができません。

でも、今使っているFAX番号を使って、インターネットFAXを利用する方法はあります。

転送電話サービスを利用する。

転送電話サービスを利用するんです。

例えば、固定電話にかかってきた電話を、携帯電話に転送するときに利用したりします。

このサービス。

FAXでも使うことができます。

NTTであればボイスワープ。

NTTでは転送電話サービスは「ボイスワープ」と呼ばれています。

もし、あなたがNTTのFAX番号を使っているのであれば、ボイスワープを利用することによって、今のFAX番号のままインターネットFAXを利用することが可能になります。

参考:https://web116.jp/shop/benri/vw/vw_00.html

今のFAX番号から、インターネットFAXのFAX番号へ転送されるようにします。

今のFAX番号にFAXが送信されてきたら、インターネットFAXサービスで取得したFAX番号に転送されるようにすればいいんです。

インターネットFAXサービスで取得したFAX番号が050からはじまるFAX番号であろうが、市外局番からはじまるFAX番号であろうが、関係ありません。

とにかく、今のFAX番号から、インターネットFAXのFAX番号に転送してしまえばいいんです。

メールでFAXを受信できるようになります。

転送されたFAXはインターネットFAXサービスを経由して、あなたにメールとして届くようになります。

メールでFAXを受信できるようになるということですね。

外出中でも外でFAXを受信できるようになります。

デメリットもあります。

転送電話サービスを利用すれば、今のFAX番号のまま、インターネットFAXを利用できるようになるのですが、デメリットもあります。

今のFAX番号を使っての「FAX送信」はできません。

今のFAX番号を使って、FAXの「受信」はできるのですが、FAXの「送信」はできません。

インターネットFAXではメールを使ってFAXを送信することができます。

送信したメールがインターネットFAXサービスのサーバーに届き、そこから送信専用のFAX機によって、相手にFAXが送信されるという仕組みです。

FAX送信にはインターネットFAXサービスの送信専用FAX番号が使われます。

FAXの送信が、インターネットFAXサービスの送信専用のFAX機から行われるということは、相手のナンバーディスプレイに届くFAX番号は、送信専用のFAX機の番号になります。

あなたが今使っているFAX番号が表示されるわけじゃないんです。

なので、相手がナンバーディスプレイに表示されたFAX番号に返信しても、あなたにはそのFAXが届きません。

ちょっと注意が必要です。

参考:インターネットFAXは、受信と送信で使われるFAX番号が違います。

転送電話サービスに月額500円がかかります。

ボイスワープは月額500円のサービスです。

固定電話でもひかり電話でも料金は同じです。

年額にすると6000円の固定費になってしまいます。

転送時の通信費はこちら負担です。

意外と見落とされがちなのですが、転送時の通信費はこちらの負担になります。

FAXであろうが電話であろうが、基本的に通信費は発信者側ですよね。

受け取る側には費用がかからないのが普通です。

その感覚でいくと、転送電話サービスであろうが、費用は発信者側だと思ってしまうのですが、実は違います。

転送がかかると、自分自身が自分自身に向けて発信するような関係になります。

今のFAX番号からインターネットFAXのFAX番号に発信しているということになるんですね。

FAXを受信すればするほど、通信費がかさみます。

転送電話サービスを使ってインターネットFAXを利用するときは、FAXを受信すればするほどに通信費がかさむようになります。

転送時の通信費を負担することになるからですね。

なので、FAXを受信することが多いという場合にはちょっと注意しましょう。

参考:インターネットFAXでもFAX番号は市外局番を使ったほうがいい?
参考:ナンバーポータビリティを利用できるインターネットFAXサービス

投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

どのインターネットFAXサービスを選べばいいのか、明確に分かります。

インターネットFAXサービスを提供している会社は1つや2つではありません。

約10ほどの会社がインターネットFAXサービスを提供しています。

インターネットFAXを利用してみたいけど、どのサービスを選べばいいのか迷うという人も多いと思います。

あなたはどうでしょうか?

そこで、特に厳選した5社をピックアップして、インターネットFAXサービスを徹底比較しました。

初期費用、月額基本料金はもちろん、使えるFAX番号(050や市外局番)、受信料、送信料、送受信可能なFAXのサイズ、送信可能なファイル形式(Word、Excelなど)、支払方法、海外への送信可能かどうか、などを徹底比較しました。

どこのインターネットFAXサービスを選べばいいのかが、明確に分かります。