熱転写記録方式による普通紙記録ってどういうこと?【FAX】

「熱転写なのに普通紙に記録?」

家庭用FAX機は、熱転写記録方式が採用されていることが多いのですが、仕様表をみて、そう疑問に思うことはありませんか?

熱転写ということは感熱紙を使うんじゃないの?

印刷方法が「熱転写」ということは、印刷される紙も「熱」に反応するものじゃなければいけないんじゃないか?

そう思うのではないでしょうか。

普通紙じゃなくて、感熱紙じゃなければいけないんじゃないかって。

普通紙に熱を加えても意味ないのでは?

だって、普通紙に熱を加えてもなにも起こらないですよね。

感熱紙を使うからこそ、紙に印刷されるんじゃないかって思いますよね。

「熱転写式」と「感熱式」は違うものです。

実は、「熱」が付く印刷方法には2種類あります。

「熱転写式」と「感熱式」です。

この2つ、似ているようで結構違います。

感熱紙を使うのは感熱式の場合だけなんですね。

熱転写に必要なのは、感熱紙ではなくて「インクリボン」です。

熱転写の場合に必要になってくるのは、インクリボンです。

実は、インクリボンは熱を使った印刷方法なんですね。

インクリボンとは「カーボン紙」みたいなものです。

インクリボンは、カーボン紙と似ています。

カーボン紙、使ったことありますか?

複数枚綴りになった申込用紙とか支払い用紙によく使われていますよね。

1番上の用紙に文字を書くと、その下の紙にも文字が写るあれです。

宅急便の送り状にもよく使われています。

インクリボンに熱を加えることで、普通紙にインクを写します。

カーボン紙の場合は、筆圧によってインクが写りますが、インクリボンの場合には、熱によってインクが写ります。

だからこそ「熱転写」なんです。

熱転写記録方式のFAX機というのは、熱の発生装置と、印刷する普通紙の間に、インクリボンが挟まれるような構造になっているんですね。

投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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