G4規格のFAX機は、2024年以降使えなくなるのか?

G4規格のFAX機が2024年以降は使えなくなると聞いたことはないでしょうか?

今、G4規格のFAX機は買わないほうがいい?

結論から言います。

今、G4規格のFAX機は買わないほうが懸命です。

もしくは、FAX機の買い替えであっても、G4規格のFAX機は、使い続けるかどうかを検討したほうがいいです。

G4モードでのFAXの送受信はできなくなります。

2024年以降、G4モードでのFAXの送受信はできなくなります。

これは事実です。

G4モードのメリットである、64kbpsという通信スピードの速さと、400dpi✕400dpiという解像度の高さは、2024年以降は得られなくなってしまいます。

G3モードであれば、2024年以降も使えます。

G3モードであれば、FAXの送受信は可能です。

2024年以降でもです。

G4規格のFAX機は、送信先の相手がG3規格だった場合、自動でG3モードに切り替わる機能がそなわっています。

G4規格のFAX機は2024年以降は使えなくなると言われていますが、それは半分正しくて、半分間違っています。

G4モードでの送受信はできなくなりますが、G3モードでの送受信は引き続き使うことができます。

2024年に、日本国内のすべての回線がIP回線に移行します。

2024年に、日本国内すべての回線がIP回線に移行します。

NTTの公式サイトでもハッキリと公表されているので、これは間違いないです。

時期の変動がある可能性はあるかもしれませんが。

今、日本国内には大きく、3つの回線が共存しています。

アナログ回線、ISDN回線、光回線の3つです。

アナログ回線は、今は音声データを扱う回線として使われていますが、2024年移行は、IPデータを扱う回線として使われるようになります。

ISDN回線も、その例外ではありません。

ISDN回線は、音声データとデジタルデータの両方を扱う回線として登場しました。

当時としては画期的だったのですが、光回線が登場した今となっては、中途半端な存在となってしまいました。

そんなISDN回線も、2024年以降は、IPデータを扱う回線として利用されることになります。

つまりは、ISDN回線としての機能を果たさなくなります。

G4とは、ISDN回線を使うことを前提にされた規格です。

ISDN回線が使えなくなれば、G4規格も使うことができなくなります。

2024年以降はG4規格のFAX機は、G4モードとしては使えなくなります。

G3モードでしか使えなくなります。

2024年以降のISDN回線は、アナログ回線と同じ扱いになる?

ISDN回線を使ってのG4モードでのFAXの送受信ができなくなるからといって、ISDN回線そのものがなくなるというわけではないんです。

ISDN回線はそのまま残ります。

ただ、普通のアナログ回線と同じような扱いになるというだけです。

ISDN回線は、音声通話モードとデジタル通信モードの2つのモードがあるのですが、そのうちのデジタル通信モードが使えなくなります。

今、買うのであれば、スーパーG3規格のFAX機がオススメです。

今、G4規格のFAX機を買ったり、買い替えたりしたとしても、G4モードが使えるのは2024年までです。

まだまだ猶予はあるように感じますが、ギリギリまでG4モードで使えたとしても、その後はどうすればいいんでしょうか?

G4モードでのFAXの送受信に代わる方法を見つけなければいけません。

それであれば、今はスーパーG3規格のFAX機でもいいのではないかなと思います。

G4規格のFAX機はそれほど普及していないという問題もありますし。

もしくは、それこそIP回線を使ってFAXの送受信ができるインターネットFAXという選択肢もあります。

FAX用紙やインクトナーも不要になるため、コスト削減にも繋がります。

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投稿者プロフィール

山下直継
山下直継ライター
モノゴトを効率的にしていくことに喜びを覚えるミニマリスト。仕事に必要なものから、日々の生活に関わるものまで、なるべく持ち物は少なくするのが信条です。毎日同じような服を着て仕事をしています。

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